心と体をリフレッシュ!~皆でLet’s写経~
はじめての写経体験
日本公認会計士協会 準会員会
近畿分会 分会長 南 亮輔(編)
1.はじめに
日本公認会計士協会準会員会近畿分会では、平成29年8月26日、京都・大本山東福寺塔頭の毘沙門堂勝林寺にて「心と体をリフレッシュ!~皆でLet’s写経~」を開催致しました。
2.イベント内容
蝉の声もやや小さくなり始めた8月26日、灼熱の太陽が照りつける中、日本公認会計士協会近畿分会準会員会(以下、準会員会)主催の『心と体をリフレッシュ!~皆でLet’s写経~』を開催いたしました。目的は会員相互のコミュニケーションと、繁忙期が過ぎ去った8月に今一度自分自身を振り返ってみようという趣旨で企画致しました。参加者は私も含めた7名で、日本公認会計士協会後進育成担当常務理事の津田様にもご参加頂きました。
勝林寺はJR東福寺駅から少し離れていて、住宅街の中にひっそりとあります。このようなイベント無しにはまず来ない、かなりマイナーなお寺だと思いましたが、写経・写仏体験をされている方の中には外国の方もいらっしゃいました。京都は日本の中でも外国人に最も人気のある観光地なのでメジャーな場所でなくとも人気があるのかもしれません。
早速、写経をする部屋に入ると既に般若心経とお香が置かれていました。先に部屋にいた夏休み中の小学生も真剣に般若心経を書き写しています。粉状のお香を手に塗りこむと、何ともいえない香りに包まれます。しかし、かなり強力な匂いなので付けすぎに注意です。般若心経には『無』という字が多く出てきますが、私はこの『無』という字がどうにも上手く書けずに苦戦しました。煩悩がたくさんあるからでしょうか、中々上手に書くことが出来ません。さて、写経をするといえば正座をするのが正しい姿勢かと思います。しかしながら、般若心経は276文字もあり、書き終わるには早くても1時間はかかります。その為、早々に足を崩してしまいました。やはり正座慣れしている方でないと1時間正座し続けるのは厳しいのか、周りの参加者の方々も足を崩していました。書き終わった写経は奉納するか、持って帰るかを選ぶことができます。私は記念に持って帰ってきたのですが、所々文字が太いところや滲んだ箇所があり、仏様から「お前はまだまだ未熟者だ」と言われているような気がしました。
写経をし終わった後は参加者全員でお茶とお菓子を頂きました。お茶に氷が浮かべてあったのが嬉しかったです。勝林寺の周りにはたくさんの緑があり、とてもゆっくりとした気持ちにさせてくれます。参加者全員で記念撮影をして、勝林寺を後にしました。
3.最後に
日々、準会員会においては様々な企画を考案・開催しておりますが、初めての企画の際にはいつも不安でいっぱいです。それでも企画が終わった後はいつも「やって良かった」という気持ちになります。今回の写経も初めての試みでしたが、参加者の方々とお話しして、喜んで貰えた今ではやって良かったと感じています。準会員会は若手の組織で未熟な点も多々あるかと思いますが、時には温かく、時には厳しく見守って頂ければ幸いです。
最後になりましたが、写経の後のミーティングにもご参加頂き、今後の活動について助言頂きました常務理事の津田様、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
以上