2020年10月4日（日）に、Excel ラボ代表の飯富先生によるExcel セミナーを実施いたしました。

今回はZoom でのオンライン開催となりましたが、210名以上のお申し込みがあり当日の参加者も180名という非常に多くの方にご参加していただき、過去に例を見ない参加規模となりました。

本セミナーのメインテーマは、監査現場のExcel実務でよく起こる「ミス」のメカニズムについて、いくつかのテーマに沿って解説していただくというものでした。監査実務のExcelでは、様々な業種、規模のクライアントとデータのやり取りをするため、扱うデータの種類も様々です。そのため、フィルターやデータタイプ、名前定義の問題などで躓くことは日常的によく生じるかと思いますが、そんな監査実務現場の喫緊の課題点と対処法について、先生に解説していただきました。今回、オリジナルの講座をご用意していただき、本セミナーでしか聞くことのできない内容となり、大変貴重な講座となりました。

飯富先生のテンポの良い解説と、オリジナルの講義用ファイルを使った講義の進行により、2時間の講義時間があっという間に過ぎてしまいました。

講義終了後には「Slido」による匿名の投稿形式で質疑応答の時間を設け、参加者からの全てのご質問に対し、丁寧な解説を行うことができました。

また、今回本セミナー後に、ご参加いただいた皆様からたくさんのメッセージをいただきました。アンケート結果には「短い時間で幅広く学ぶことができた」「現場で起こりうる失敗ポイントが網羅されていてよかった」「業務により合わせた解説となっていた」など好意的な意見が多く見られ、監査実務においてExcel を積極的に習得することの必要性を感じている方が多いように感じました。

今後も準会員会では、会員・準会員向けに役立つようなイベントを開催したいと存じます。

末筆ではございますが、今回本セミナーの講義をしていただいた飯富先生、ご参加いただいた皆様に拝謝申し上げます。

（TOKYO CPA NEWS No.765 2020.12　準会員通信）