今回は、2021 年3 月13 日（土）に日本公認会計士協会準会員会東京分会主催で開催いたしました、『女性会計士のためのメイク＆スタイルアップセミナー』についてご報告させていただきます。本講義の講師は、以前開催いたしました『ビジネススタイルセミナー』にてご登壇いただきました、一般社団法人日本ビジュアル支援協会理事の坂井なおみ氏です。イベント全体の流れとしては、第1 部は印象管理に視点を置いたうえでの身嗜み全般に関する講義を、第2 部では参加者様個々の悩みに応じた実践形式でのレッスンを開催いたしました。以下簡単ではございますが、各パートの内容となります。
第1 部ではまず、オフィスファッションを購入する際のポイントをご教示いただきました。印象に作用するポイントや、着こなす際の注意事項も併せて伺う事ができ、ワードローブや普段の行動を見直すことの出来る良い機会となりました。ただ、勿論各人に対して抱く印象は、服装だけでは決まりません。本講義では印象を決める要素として、服装のみならず、各々の顔のパーツバランスやメイクに関しても採り上げていただきました。時に自分自身のパーツバランスをもとに他人が感じ取る印象を、各々の個性の一部として捉えていないでしょうか。各人が持つ個性と相手が感じ取る印象にギャップが生じることは十分あり得るかと思います。本講義では、埋めがたいと思われる当該ギャップに関して、工夫することで対処出来ることにつき、事例を用いて分かりやすくご説明いただきました。
第1 部では参加者全体へ向けた講義形式にてご説明いただきましたが、第2 部では個別レッスンを中心とした講座となっております。当初、第2 部は会場開催も視野に入れていましたが、新型コロナウイルス感染症感染拡大により医療提供体制が逼迫している状況を踏まえ、第2 部もオンライン開催とさせていただきました。オンライン開催ということでルームを分け、個別でレッスンを受けられるようにしましたが、参加者様からは「周りの目を気にせず気兼ねなく聞くことが出来た」「自分が苦手な部分に絞ってアドバイスを貰えた」等、好意的な意見をいただくことが出来ました。一方で従前のように参加者全体で悩みを同時共有するという開催形式についてもメリットがあると思いますので、そのあたりの開催形式は模索出来ればと思います。
以上、本イベントに関する活動報告でした。視覚情報は他の五感から得られる情報より人に大きな影響を与えるとも言われています。在宅勤務が増えたことで顔を合わせる機会が限られてしまっていますので、貴重な機会に相手が受け取る情報の一部が本イベントを通して好転していますと幸いです。