2023 年3 月4 日（土）、5 日（日）に全国各地の準会員会幹事により全国幹事会が大阪にて開催されました。年に三回行われる全国幹事会は日本全国の準会員会幹事が一堂に集まる重要なイベントです。近年では新型コロナウイルス感染症への警戒のため、リモート開催されることも増えておりましたが、今回の全国幹事会では、感染対策を徹底しながらも一つの場所を共有して互いに顔を合わせることで地域分会の垣根を超えて交流を深める時間となりました。

初日は、諸連絡の後に全国幹事会企画として、コーチングの専門家である袖川航平氏を迎えて、コーチングイベントを行いました。なぜ公認会計士になったのか、どんな公認会計士になりたいのか、準会員会が目指す姿はどのようなものなのかなど、普段は改まって話すことの少ないテーマについて、グループに分かれてディスカッションを行いました。参加メンバーの熱量に袖川氏も驚くほどで、まさに対面で実施することの意義を目の当たりにしたようでした。全国幹事会ならではの非常に充実した時間を過ごして、初日が幕を閉じました。

二日目は、後藤紳太郎近畿会会長から準会員として過ごす数年間を大切にして欲しい旨のご挨拶をいただいたのちに、準会員会ご担当の脇常務理事・古谷常務理事からそれぞれご挨拶をいただきました。その後、執行部からの活動報告がなされました。コロナ禍の影響もあり、執行部の活動も限定的である点やリモートでのイベント実施が増えてきている点から、予算の執行率も低い状況が続いていることが報告されました。続いて、各分会から活動報告がなされました。東京・近畿分会の活発な活動が継続していることに加えて、これまでほとんど活動実績のなかった分会から活動報告が行われるなど、大変な盛り上がりを見せました。久々の活動を主導した幹事からは前回の全国幹事会での東京・近畿分会の活動ぶりに刺激を受けたとのことで、全国幹事会を対面にて実施する意義を改めて実感いたしました。そしてその後、次期執行部候補の所信表明が行われました。各候補の熱い所信表明と参加者との真剣な質疑応答が行われ、最終的に全員が承認されました。最後に、森田代表幹事の閉会の辞で二日間にわたる全国幹事会が幕を閉じました。

私自身は二度目の全国幹事会でしたが、全国で活躍する幹事たちとの交流はやはりとても楽しく刺激的なものでした。とにかく対面で膝を突き合わせて議論しないとわからないことが多く、対面で全国の準会員幹事とお会いできる機会をいただけて大変貴重な時間でした。このように法人・地域の垣根を超えてつながった交友関係に感謝しながら、今後も準会員会では会員・準会員向けに役立つようなイベントを開催してまいります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（東京分会広報担当　橋本和哉）