弁護士×公認会計士若手交流会 実施報告書
1. 企画名
弁護士×公認会計士若手交流会
2. 実施日時
2025年2月14日(金)17:30~20:30
3. 実施会場
和牛めんたい神楽天神店
4. 参加人数
公認会計士協会側:17名
弁護士会側:22名
合計:39名
5. 実施報告
2025年2月14日(金)、公認会計士と弁護士の相互理解を深めることを目的とした「弁護士×公認会計士若手交流会」が、和牛めんたい神楽天神店にて開催されました。本イベントは、仕事の中で交わる機会が限られている弁護士と公認会計士が、お互いの業務内容や専門性について学び、将来的な協業の可能性を模索するために企画されました。
当日は、弁護士会から22名、公認会計士協会北部九州会・準会員会北部九州分会から17名、合計39名が参加し、終始和やかな雰囲気の中、意見交換や情報共有が行われました。
【当日のスケジュール】
17:30~18:00 各自自己紹介
18:00~18:30 パネルディスカッション
18:30~20:30 懇親会
【自己紹介】
交流会の冒頭では、事前に提出された自己紹介シートをもとに、各参加者が1分程度の自己紹介を行いました。自己紹介シートには、氏名、所属、専門分野、趣味、交流会に期待することが記載されており、これを基に自己紹介を行ったことで、参加者同士の理解がスムーズに進みました。お互いの専門性だけでなく、趣味やキャリアの展望なども共有され、会話のきっかけとなりました。
【パネルディスカッション】
自己紹介の後は、弁護士2名・公認会計士2名の登壇者によるパネルディスカッションが行われました。事前に用意された以下の質問に対し、それぞれの立場から回答がなされました。
◆共通の質問
弁護士・公認会計士を目指したきっかけ
◆ 弁護士 → 公認会計士への質問
・試験制度の仕組みについて
・弁護士が必要になる場面はどんな時ですか。
◆ 公認会計士 → 弁護士への質問
・クライアントからの信頼を得るために意識していることがあれば教えてください。
・公認会計士が必要になる場面はどんな時ですか。
弁護士側からは「弁護士としてクライアントと関わる中で、財務や会計の知識が必要になる場面があると感じていたが、今回の交流会で公認会計士の視点を直接聞くことができ、大変参考になった。」「会計士との関わりが限られるので、実務的な協力関係を深めていきたい」などの声が上がりました。また、公認会計士側からは「弁護士の契約交渉や法的リスク対応に関心があった」「弁護士と連携することでクライアントへの総合的なサポートができるのではないか」といった意見が挙がり、お互いの役割や専門性に対する理解が深まる時間となりました。
【懇親会】
パネルディスカッション終了後は、飲食を交えた懇親会が行われました。業務の話にとどまらず、趣味やプライベートの話題でも盛り上がり、自由闊達な雰囲気の中で親睦が深まりました。初対面同士の参加者も多かったものの、自己紹介やディスカッションを通じて打ち解け、終始和やかな雰囲気のまま交流が進みました。
【参加者の声】
・「弁護士と会計士が連携することで新たなサービス提供が可能になると感じた」
・「試験制度や業務の違いを知ることで、弁護士と公認会計士がどう協力できるかが明確になった」
・「飲み会形式だったので、フランクに話ができて良かった」
・「定期的にこういった会を開催し、関係を深めていきたい」
【まとめ】
今回の交流会は、弁護士と公認会計士の相互理解を深める場として大変有意義なものとなりました。普段の業務では交わることの少ない両者ですが、今回の交流を通じて新たな協力の可能性が見えたことは、今後の連携強化に向けた第一歩となるでしょう。今後も継続的にこのような機会を設け、専門分野を超えたネットワークを構築していきたいと考えています。