監査の魅力に迫る!若手会計士トークイベント 活動報告
2024年9月8日(日)に近畿会研修室にて、「監査の魅力に迫る!若手会計士トークイベント」を公認会計士協会近畿会広報部と中堅若手委員会との共催という形で実施いたしました。監査現場で活躍されている若手会計士の皆様を計8法人よりお招きし、「監査」や「監査法人」の魅力について、トークセッション形式で語っていただきました。
監査は会計士の独占業務でありながら、現在は多くの人が修了考査合格後すぐに監査法人を退職してしまい、監査業務から離れてしまうという現状が少なからずあるかと思います。そのため、公認会計士試験受験者・合格者が年々増加しているにもかかわらず、監査現場は人手不足に悩まされています。また、現在は会計士のキャリアの多様化に伴い、監査法人を退職してからのキャリアに注目されがちであるため、監査業務や監査法人に再び焦点を当てることで、監査を大切にする意識を受験生や準会員に持っていただきたいという思いが今回のイベントの発端となっています。また、受験生には監査現場でのリアルなお話をお聞きいただき、受験勉強や就職活動へのモチベーションに繋げていただきたいという思いもございました。
当セミナーでは、若手でありながらもインチャージを務められているなど、監査でのご経験が豊富な8名に登壇者としてお集まりいただき、普段従事されているインチャージ業務について、休みの過ごし方、新人のころのお話、現在思い描いているキャリアなど、「監査」をメインテーマとしながら、幅広いトークテーマでお話いただきました。ときに失敗談を交えながら、十人十色のエピソードを聞かせていただき、参加者の皆様にも楽しんでいただけたのではないかと思います。そして最後には監査のやりがいの部分についても、登壇者の皆様より様々なご回答をいただきました。クライアントと良好な関係を築くことができたとき、会社や科目に対して理解が深まりチーム内で改善提案をできたとき、担当するクライアントの決算等がニュースになり社会とのつながりを感じることができたとき、クライアントから感謝されたとき、自分自身の経験を生かして新たな視点をクライアントに提供できたときなどなど、どれも素敵なご回答で勉強になることばかりでございました。
以上が今回の「監査の魅力に迫る!若手会計士トークイベント」のイベント当日の様子でございましたが、参加者の皆様の受講されているご様子やご感想を見る限り、満足度が高いイベントを提供できたのではないかと思っております。このイベントが監査や監査法人の魅力についてより知っていただくきっかけとなり、受験生や準会員の監査に対する意識や見え方が少しでも良いものとなっておりますと幸いです。
登壇者の皆さま、ご多忙のところ「監査の魅力に迫る!若手会計士トークイベント」にご協力いただき、誠にありがとうございました。ご参加いただいた受験生および準会員の皆様、当日の運営にご協力いただいた皆様、日曜日にもかかわらずご参加いただきありがとうございました。そして、企画運営にあたり、全面的にサポートいただきました近畿会広報部長の桂さんにこの場をお借りして心から感謝申し上げます。ありがとうございました。