春の全国幹事会 【活動報告】
2025年2月23日(日)大阪にて、春の全国幹事会を実施いたしました。
ご出席いただきました日本公認会計士協会近畿会後藤会長、日本公認会計士協会古谷常務理事、脇常務理事、宮原常務理事にこの場をお借りして、改めてお礼申し上げます。
我々準会員に対して、国際経済が変化の時代を迎えている昨今、日本に留まらず国際的にも活躍して欲しいといった心強い激励のメッセージを頂き、全国幹事会のスタートとなりました。
全国幹事会は全国各地の準会員会幹事が集合し、各分会の活動を報告するとともに、他分会の幹事と交流を深め、全国プロジェクトなど分会の壁を越えた活動を行うことを目的として実施をしております。
今回の全国幹事会は下記を主目的として開催いたしました。
1. 準会員の資質の向上並びに準会員同士の交流を目的として、協会に対する提言の検討や準会員会活動の方向性について、ディスカッションやパネルディスカッションを通じて議論を行う。
2. 海外視察の実施報告を共有する。
今回の全国幹事会は①次期執行部の所信表明と承認、②海外視察報告、③パネルディスカッションの3つのテーマで開催をいたしました。
今回は近畿での開催ということで、近畿分会の倉掛さんよりコメントを頂きました。
《近畿分会 分会長コメント》
今回の全国幹事会では、全国の幹事の皆さまと交流を深めることができました。
パネルディスカッションでは、各分会長がイベント実施に向けて工夫していることや、準会員会幹事活動を有意義なものにするために普段から心がけていることについてのお話を伺うことができました。非常に参考になる内容ばかりで、とても有意義な時間を過ごすことができました。
今後も、全国の幹事の皆さまのお力も借りながら、近畿分会を盛り上げていきたいと考えております。
近畿分会 倉掛
次期執行部について
〈2024 年度海外視察報告〉
11 月下旬にオーストラリアへの視察を行いました。女性会計士の活躍促進、労働環境、会計士の能力開発に関する知見獲得を目的とし、オーストラリアの会計士協会である CA ANZとCPA Australia、現地法人の DeloitteとGrant Thornton、そしてオーストラリアの経済状況などを調査している JETROを訪問し、それぞれお話を伺いました。参加した幹事からは女性会計士の活躍促進、労働環境、会計士の能力開発の3つの切り口でプレゼンテーションを行い、海外視察で得られた知見について発表をいたしました。今回の視察ではオーストラリアの公認会計士と積極的にコミュニケーションを行いました。今回の視察の詳細な報告については後日 JIJAジャーナルに掲載を予定しております。
《海外視察に参加した幹事のコメント》
海外視察の目的は視察国を訪問し視察に参加したメンバーが知見を得ることではなく、そこで得た知見を日本に持ち帰り、準会員全体で共有することです。文章には収まりきらなかった細かい事項まで共有することができる良い機会でした。ご清聴いただきましてありがとうございました。
北海道分会 斎藤
〈パネルディスカッション〉
準会員会では日本公認会計士協会に所属する組織として、公認会計士協会が設定したタグライン「信頼の力を未来へ」に叶う組織でありたいと考えております。準会員でありながらも、『一人一人が説明責任を究めていくことで、プロフェッショナルパートナーとして世界の人々と共に「信頼」を社会の隅々にまで満たし、安心で活力に満ちた豊かな社会の創造に貢献し続け、明るい未来を切り拓いていく』立場にあると思います。 準会員の立場からも意見を提言することで公認会計士業界をより良い方向へと日本公認会計士協会が舵を切っていけるように協力をしていく所存です。ひいてはこの活動が我々の将来の信頼がより高くなることに繋がっていくことになると信じております。 日本公認会計士協会への協力をしたいという観点、準会員会として今後みんなでどのように活動をしていきたいかという観点でパネルディスカッションを実施いたしました。
ディスカッションテーマ
準会員会について
登壇者:古谷常務理事、安本さん(代表幹事)、丸山さん(代表幹事)、鳥集さん(代表幹事)、弘田 さん(代表幹事)
当パートでは準会員登録をした準会員は準会員会に登録することになるが、実際の準会員は補習所や監査法人に所属したという実感は持ちつつも準会員になったという意識は薄いのではないかという問題意識からトークテーマとして取り上げました。
《幹事コメント》
テーマ①「準会員会について」では、準会員会の活動全般について議論をいたしました。会員の協会に対する帰属意識と準会員の準会員会に対する帰属意識の比較を通じて、準会員に興味を持って頂ける準会員会活動は何かを考える機会となりました。準会員会で幹事活動する意義や準会員会主催のイベントに参加するメリットについて発信力を高めると共に協会や地域会との連携を強化して、この業界を更に活発化させるべく邁進いたします。
代表幹事 丸山
2.〈分会の活動について〉
登壇者:脇常務理事、植松さん(北海道分会)、横山さん(東北分会)、大谷さん(東京分会)、冨田 さん(東海分会)、倉掛さん(近畿分会)、武吉さん(北部九州分会)
2024年10月の秋の全国幹事会を皮切りに各分会が様々なイベントの実施をしてきました。各分会の活動についての振り返りやこれから分会や全国で取り組みたいことについて話し合う場としてトークテーマとして取り上げました。
《幹事コメント》
全国幹事会ありがとうございました!
分会ごとの苦労したことや得られたことなど生の声を拝聴でき大変ためになりました!みなさんのお話から、分会ごとに実施しやすい企画の種類はさまざまで、他の分会と協力することでより幅広な活動ができると感じました。
当分会では分会内のつながり強化のため、アンケート調査から希望する活動を把握し、工場見学を実施しました。今後は分会活動の目的である準会員の資質向上のため、エクセルセミナー以外にも研修を実施できたら良いなと思います!
北海道分会 植松
分会活動報告では各分会で様々な事情や課題感を抱えていることが分かりました。
また所属準会員に対するアプローチ方法や幹事募集の方法、地域会との交流など各地域の特色がありました。
東海分会においても取り入れることが可能なものから積極的に取り入れ、全国3番目の規模の分会として大いに盛り上げていきたいと感じました。
東海分会 富田
2024年10月13日に仙台で開催された秋の全国幹事会に参加しました。今回は地方分会同士の共催で課題研究論文ワークショップを実施し、全国から多くの準会員に参加いただきました。北部九州分会としては、地方では参加者や運営者の数の制約から大規模イベント開催が難しい中、他分会との協力により成功を収めることができました。会計士業界の将来に関する議論に参加できたことは大きな意義があり、変化即応能力や学び続ける姿勢の重要性を再認識する機会となりました。今後も分会間の交流を活発にし、オンラインも活用しながら、準会員会全体の活性化に貢献していきたいと思います。
北部九州分会 武吉
《執行部コメント》
今回の全国幹事会では活発なディスカッションが行われ、具体的な取り組みにつながる提案もあり、総じて非常に有意義な会となったと感じております。今後も準会員会では、準会員から会計士業界をより盛り上げることができるよう活動してまいります
代表幹事 鳥集
今回の全国幹事会は大阪で行われました。ディスカッションを通じて各地方分会の取組や課題について共有し、大変有意義なものとなりました。
次回の全国幹事会は東京で行われます。こちらも各幹事・準会員それぞれに取って貴重な経験となるよう準備を努めて参ります。最後になりますが、今回の大阪での開催は多くの方のご協力のもと成功することができたと思っております。本当にありがとうございました。
代表幹事 弘田
本幹事会では、全国の準会員幹事が大阪の地に集い、情報交換やディスカッションを通した意見交換を実施いたしました。
分会の強みや認識している課題の共有を通し、新たな発見や知見を得られたことは他に代え難い貴重な経験になったと思います。
次回の東京での全国幹事会も無事に成功させられるよう、努めてまいります。
末筆ながら、本幹事会にご参加頂いた幹事の皆様及びご支援いただいた皆様に厚く感謝申し上げます。
代表幹事 安本
今回の全国幹事会では準会員会の取り組みについて幹事同士で共有し、今後の活動について再考する機会となりました。
準会員会では準会員の資質の向上ならびに準会員同士の交流を目的として組織しており、今後も準会員の皆様にとって有意義なものとなるような企画を行なっていく所存です。
準会員会では幹事として活動する準会員を募集しております。今回の全国幹事会報告をご覧になられた準会員で幹事活動に興味を持たれた方はご連絡を頂けますと幸いです。