「のだめカンタービレ」「まっすぐな男」etc.のドラマのロケに使われ、おしゃれなカフェとして「読者が選ぶカフェ１００店」にもノミネートされた銀座「スワンカフェ」をご存知ですか？

このお店は、障がい者の自立と社会参加を実現するべく、ヤマト運輸の創業者（故）小倉氏によって作られた障がい者雇用のリーディングカンパニー株式会社スワンの直営店。そこで働く従業員の過半数が障がい者です。

スワンは、普通の企業と同じく商品の品質の高さそのもので勝負し、働く従業員すべてに「月給１０万円以上」を保証する経営をしています。今や美味しいパン屋、おしゃれなお店として認知され、順風満帆にも思えるスワン。しかし病床にあった小倉氏から、スワンの経営を託された海津氏にとっては、決して平坦な道ではありませんでした。

今回の講演会では、スワンの現社長、海津歩氏を講師にお迎えします。目を開かれ、心を揺さぶられ、勇気が湧くお話かと思います。多くの皆さまのご参加を心からお待ちしております。

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●テーマ：株式会社スワン代表取締役社長　海津歩氏講演会
　　　　　　社会起業をビジネスとして成立させるために
　　　　　　～　特例子会社の経営哲学と現場で生まれるビジネスの着想　～
●日時：２０１１年１月２７日（木）１８時３０分～２１時００分
●会場：文京区民センター　文京区本郷４－１５－１４

●具体的内容：
　（１）講演
　　　①ヤマト運輸でのこと
　　　②特例子会社　株式会社スワン
　　　③社会起業から社会企業へ
　（２）質疑応答
●参加費：無料
●申し込み方法：終了致しました。
●対象：公認会計士協会会員および準会員
●補習所およびＣＰＥ単位：認定なし
●主催：　日本公認会計士協会準会員会　東京分会

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≪講師略歴≫
海津歩氏　株式会社スワン 代表取締役社長
１９６０年、東京都生まれ。１９８５年、アルバイトからヤマト運輸に入社。世田谷の営業所に所長として就任した当時から、様々なアイディアを実行し、業績を上げる。以来、各地の営業所長、支店長を歴任。業務改革に取り組む。２００５年「スワンベーカリー」を経営する株式会社スワンを、小倉会長亡きあとに引き継ぎ、代表取締役社長に就任。

≪スワンベーカリーについて≫
「障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現」を目指し、障がい者に月給１０万円以上支払うことを実証する店として、ヤマト運輸の会長、小倉昌男氏が１９８３年に創業。簡単においしく焼けるパン生地を使ったベーカリー事業を行う。現在直営店３店、チェーン店２４店で、合計２８２人の障がい者（７割が知的障がい者）が働いている。海津氏の社長就任後、アーティスト支援や、株式会社スワンの母体であるヤマト運輸のインフラを活用した通信販売ほか、外出できない障がい者の在宅就労など様々な新しい取り組みが行われている。
スワンベーカリー　：　http://www.swanbakery.jp/

≪講師よりコメント≫
私がお話する内容は、障がい者の話ではありません。再生を任された会社が、たまたま障がい者の働く会社であったという、会社経営再建のお話です。