日本公認会計士協会 常務理事 関川正先生勉強会 公会計と民間の会計との違いとは?
日本公認会計士協会 常務理事 関川正先生勉強会
公会計と民間の会計との違いとは?
~公会計を知ることでわかる会計の本質~
皆さん、「財表」を覚えていますか?
財務諸表論がわかる会計士こそ、真の会計のプロでしょう。財表がわかれば、クライアントへの説明の際にも、会計基準の論拠をしっかりと説明できます。会計処理に困っても、考えて答えを導き出すことができるようになります。では、ここでクイズです。
退職給付債務の計上の根拠は・・・・賃金後払い説ですね。では、我が国の国民年金を政府の負債に計上するとしたら、どのように計上したらいいのでしょうか?
これを考えるには、負債とはなにか、費用とはなんなのかをもう一度考えなおす必要があります。
このような、民間と公会計の違いを、世界の事例も交えながら議論してみませんか?
講師には、あのアジア太平洋会計士会議でも講演者として登壇し、IPSABの理事も務め、世界に向けて公会計の世界基準を広めている会計士、関川正先生をお招きします。
準会員にとって、公会計は馴染みの薄い分野かもしれません。しかし今後、国の省庁・地方自治体や独立行政法人の改革により、会計士が公会計へ貢献できる部分は広がっていくと期待されています。パブリックセクターへ貢献することは、会計士がより広く社会に貢献することにつながるのではないでしょうか。
公会計に携わっている方も、普段は民間の会計に携わっている方も、馴染みのある会計基準とは少し違った公会計の世界を体験して、会計士としての世界観・幅を広げてみませんか?
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
<勉強会詳細>
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■名称:公会計と民間の会計との違いとは?
~会計士のパブリックセクターへの貢献~
■講師:関川正先生
公認会計士、有限責任監査法人トーマツ パブリックセクター部パートナー
日本公認会計士協会常務理事
■略歴:1964年生まれ。1985年等松・青木監査法人(現在の監査法人トーマツ)入社。1988年公認会計士登録。2006-2011年IPSAB理事。2007-2010年公認会計士協会公会計委員会副委員長。2010年~公認会計士協会常務理事公会計担当。2011年アジア太平洋会計士大会など講演が多数。
■内容:
【第1部】公会計の現状・今後の展望、関川先生が公会計へ懸ける思いについての講演
【第2部】参加者が実際に、公会計と民間会計の違いを感じる
■日時:3月24日(日)16:00~18:00 受付開始15:30
■会場:TKPカンファレンスセンター市ヶ谷
http://tkpichigaya.net/access.shtml
■参加費:無料(懇親会費は別途必要。)
■対象:20~30名程度(先着順)
■主催:日本公認会計士協会準会員会東京分会
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